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電気設備学会 今年度学会賞の受賞者を決定

 電気設備学会(会長=枡川重男・東京電機大学工学部教授)は、今年度の学会賞受賞者を決定した。同賞は、電気設備に関する学術研究や技術開発で功績のあった個人と企業を表彰する恒例の年次顕彰。

 このうち技術部門では、関電工と九電工、東光電気工事が電気設備施工、鹿島が施工を担務した「中外ライフサイエンスパーク横浜の電気設備」が最優秀施設賞に選出された。優秀施設賞は、ユアテックときんでん、竹中工務店、東光電工が電気設備施工を担当した「東北学院大学五橋キャンパスの電気設備」、ユアテックと鹿島が施工を行った「3GeV高輝度放射光施設」、関電工と東光電工、パナソニックEWが電気設備工事、大林組が施工を行った「エスコンフィールドHOKKAIDOの電気設備」、関電工が電気設備工事を行った「長崎市庁舎の電気設備」、きんでんと東光電工が電気工事、清水建設が計画・監理を行った「ミチノテラス豊洲の電気設備」、きんでんが電気施工、清水建設が総合施工を担務した「東急歌舞伎町タワーの電気設備」がそれぞれ選出された。
 また、最優秀開発賞には、きんでんが研究・開発・実証を担務した「自律走行型照度測定ロボット・キロクロ」の開発」、優秀開発賞には、東京電力エナジーパートナーと森ビルによる「都市レジリエンス向上を実現した蓄電池によるCGS自立安定化運転制御および電力エネルギーシステム故障時の復旧迅速化手法の開発」、さらに学術部門の論文賞に、トーエネックの棚橋優氏(技術研究開発部所属)による論文「線形近似と機械学習を併用した電力デマンド予測手法」が選出された。表彰式は、6月12日に東京都中央区の野村コンファレンスプラザ日本橋で行われる。