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中部電PG 三重支社が津波避難ビルの指定

 中部電力パワーグリッド(PG)が、今年2月に竣工した三重支社の新本社ビルが、同ビルが立地する津市から「津波避難ビル」の指定を受けた。

   962年竣工の旧本社ビルの経年化を受けて新設した同ビルは、地上11階建で、各部門のほかグループ会社も含め計700人が勤務する最新型のインテリジェントビル。近鉄名古屋線・津新町駅から至近の同エリアは、海抜2.1mと、南海トラフ地震に伴う津波で「約1mの浸水」が想定されていることから、建て替えにあたって地盤面を2m嵩上げすると共に、液状化を防ぐための地盤改良工事を施したことが評価され、市が有事の際に市民の利用を推奨する津波避難ビルに認定されたもの。

   同認定を受けて同支社は今年度以降、地震に伴う津波警報が発表され、区域内に避難情報が発令された場合に、24時間対応で食堂・喫茶室・和室などを置く5階フロア(約400㎡)を住民向けの避難場所として開放し、最大で400人を受け入れる。なお、津波避難ビルは現在、計85施設が指定を受けているが「有事に備えた24時間対応可能なビルの指定は今回が初めて」(市危機管理部)という。