東北電 地域理解への経験活かし洋上風力推進
東北電力は、ENEOSリニューアブル・エナジー(ERE)、イベルドローラ・リニューアブルズジャパン(IRJ)と共同で実施する、秋田県八峰町と能代市沖での洋上風力事業(37・5万㎾=1.5万㎾×25基、ベスタス社製、29年6月運開)で、地域に根差す電力会社としての経験・ノウハウを活用し、地元での事業実施を推進する。
同事業については、前記3社で構成する合同会社八峰能代沖洋上風力が、再生可能エネルギー海域利用法に基づく同海域での選定事業者として、経産、国交両省から昨年3月に選定。同社が提出した同事業の公募占用計画が、このほど両省の認定を取得し、来年1月の着工に向けて準備を加速する。
同事業では、代表企業EREによる全体統括の下で、欧州の先行ノウハウとして洋上風力特有の技術を有するIRJが、設計・施工、運転、安全・品質、リスクの管理を担当。東北電は、環境アセスメント、陸上電気設備の設計・施工、子会社を通じた運転管理を担務し、同社が持つ地域理解への調整力などを連携させて、円滑な事業実施を図る。工事・メンテナンスにおいては、国内・地元企業の積極的な起用を行う考え。建設期間の主な施工業務は、経験豊富な日系企業を中心に一次請として起用する。風車基礎は清水建設、海底ケーブルは住友電気工業とEPC(設計・調達・建設)を締結。陸上送変電について、担務する東北電は、来年1月の工事開始に向けて現在、日系陸上電気設備施工企業とのマッチングを実施していることを明らかにした。
稼働後の運転期間では、風車メンテナンスをべスタス・ジャパンが担当。風車以外の発電所を構成する陸上変電所、海底ケーブル、風車基礎設備のメンテナンス業務は、東北電(または子会社)、ERE子会社、IRJが出資して新たに設立するO&M(発電所の運転・管理)新会社が担う。
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