関西電、中国電 JCMで世界の脱炭素化に貢献
関西、中国両電力は、二国間クレジット制度(JCM)を通じて、世界の脱炭素化に貢献する。両者が、東南アジアでそれぞれ実施する、太陽光発電技術を活用したCO2削減事業がこのほど、経産省のJCM資金支援事業に採択された。
関西電は、インドネシアの食品工場と自動車部品工場へ1500㎾の屋根置き太陽光システムを導入。発電した再生可能エネルギー由来電力を、両工場内で自家消費することで、系統電力の消費量を削減すると共に、発電時の化石燃料の使用・燃焼量を削減する。同事業によるCO2削減量について同社は、年間1244tを想定しており、パリ協定6条に沿って同削減量をクレジット化した上で、パートナー国であるインドネシアと分け合い、同国と日本の排出削減目標(NDC)をはじめ、経済の活性化に貢献する。
中国電は、カンボジアプルサット州において、1万㎾の太陽光と3000kWhの蓄電池導入プロジェクトを実施。発電した電力を、蓄電池の活用も通じて効率的に売電し、系統電力を再エネ由来電力に置き換えることで、発電時の化石燃料の使用・燃焼量の削減を図る。同社の優れた脱炭素技術により、年間7975tのCO2削減を見込む。同国の経済・環境面の課題解決に寄与すると共に、13年以来これまでに、29か国と構築するJCMを通じて、経産省が目指す30年までの累積CO2削減量1億t程度の実現に貢献する。
