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東電EP エネ供給子会社が「循環のみち」賞

 東京電力エナジーパートナー(EP)が、森ビルと共同で設立したエネルギー供給子会社、虎ノ門エネルギーネットワークの取り組みが、国交省の今年度「循環のみち下水道賞」の選考で、グランプリ(国交大臣賞)を受賞した。同賞は、都市圏において、浸水・環境対策や衛生保全などに貢献可能な、優れた下水道事業を展開する地方自治体や企業を対象にした、08年創設の優良事業者の年次顕彰。虎ノ門エネルギーネットワークは、東京都下水道局と協力して、麻布台ヒルズ(港区)敷地内の下水道管に延長200mの熱交換器を設け、下水熱を地域冷暖房の熱源として有効活用したスキームが「民間として国内初の取り組みであり、一般的な空調システムと比べて年間70tもの温室効果ガスの削減につながった」(同省水管理・国土保全局上下水道企画課)として、高く評価された。表彰式は「下水道の日」である10日に、中央合同庁舎(千代田区)で行われる。