ユアテック 仙台市が発注工事の委託費を増額
ユアテックが、仙台市から35・23億円で受注した「本庁舎整備第1期電気設備(強電)工事」の受注額が「応札時以降の資機材価格の高騰や、人件費の上昇などを考慮して増額される」(市財政局本庁舎整備室)ことが明らかになった。同工事は、青葉区に立地する、965年竣工の市役所本庁舎の建て替え(現地改築)で、既報のようにユアテックが福興電気、塚田電気工事とのJVで今年3月に受注した。
市によれば、前記発注額は「23年秋の入札公告時点の積算データに基づいており、契約手続きに入ってからの物価上昇分は含まれていない」(同)ことから、対応策として、10日招集の市議会でユアテックJVの応札額で契約承認を受けた後「スライド条項を適用し、本年度分を増額する議案を提出する」という。なお、上昇率は13%と試算している。
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