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北海道電 「推し活」に光を当てた独自公演企画

 北海道電力は、新しい消費者行動として注目されている「推し活」に光を当てた独自企画「ほくでんグループと一緒に推し活しよう!~Rihwa×島太星×nonocが一夜限りのスーパーライブ」を、来月21日に札幌市のcube gardenで開催する。同公演は、北海道電が20年に制作した、ほくでんグループのテーマ楽曲である「365日の明日」の歌唱を担当した、いずれも北海道出身の人気アーティスト、Rihwa(リファ)さん、島太星さん、nonoc(ノノック)さんを迎えて、特別プログラムによるライブを行うことで「各アーティストのファンとの距離をさらに縮め、当社に対する親近感をいだいていただく」(北海道電)ための、初の試みとなる音楽催事。対象を、Z世代(10代~20代前半)を中心とした次世代に想定して、先月29日より同社の公式X(旧ツイッター)のサブアカウントで募集を開始したところ、2日時点で定員の200名を超す応募があったことから、申し込み期限となる19日までに受け付けた全応募者の中から、抽選によって当選者を決定することになった。
 電力会社によるこうしたイベントの開催は珍しく、北海道電のXアカウントには「素敵なライブを企画していただきありがとうございます」「まさに夢の共演、本当にこの曲大好きです」「もう行く気満々で飛行機をおさえました」などの熱いエールと共に、コンサートへの期待が多数寄せられている。、既報のように北海道電は「北海道の将来を担い、当社として末永くお付き合いしたい年齢層」と位置付けるZ世代を対象にした取り組みを「企業ブランディングの一環」として展開しており、グループテーマ楽曲の「365日の明日」のミュージックビデオ(MV)が、公開から2か月で32万人超が視聴する人気となっている上、同MV用に製作したオリジナルアニメが、人気アニメ雑誌(月刊)の「メガミマガジン」(学研刊)の今月号で特集されるなど、世界的な人気となる副次効果を上げている。