中電技術コンサルタント 中国整備局がインフラＤＸ表彰
中電技術コンサルタントが、国交省中国地方整備局広島西部山系砂防事務所の委託を受けて、21～22年度に実施した「無人航空機渓流点検自律飛行検討業務」が、同局から今年度の「中国インフラＤＸ表彰」の対象技術に選出された。同表彰は、中国地方の公共発注機関（国や特殊法人、地方自治体）が発注して、22年度に業務が完了・完遂した全ての工事・業務を対象に「インフラ分野におけるＤＸで、最も優れた取り組みを行った企業を表彰する」（中崎剛局長）、優良事業者の年次顕彰。中電技術コンサルタントが行った受賞業務は、災害発生時における都市近郊の渓流部の緊急点検を、ＵＡＶ（無人航空機）を用いて迅速・安全に行うもので、受託業務では、６か所の渓流の土砂流失状況を１回のフライトでわずか12分で調査し、従来のマンパワーを用いた地上調査と比較して「74分の時間短縮となった」（同）上、「２次災害の被災リスクの払拭にも大きな効果があった」として、17日に広島市のホテルメルパルク広島で行われた表彰式で、中崎局長から表彰状が贈られた。
