沖縄電、東ガス 野球のウィンターリーグ参加
日本初の試みとして昨年度よりスタートした「ジャパンウィンターリーグ」に、今年も沖縄電力と東京ガスの両硬式野球部に所属する5人の選手が参加している。那覇市に本部を置くジャパンリーグが主催する同取り組みは、高校、大学、社会人の各有力選手を迎えた1チーム20人の6チームが今月24日まで、同市のコザしんきんスタジアムで1か月にわたってリーグ戦を行う間、プロ野球のスカウトが各選手の技量をチェックして、入団を希望する選手とプロ契約を交わす―という「これまでになかった新しい形のトライアウト(興行型適性試験)」(同リーグ)。海外では北中米のほか台湾でも行われており、その日本版となる同リーグには、両社に加えてトヨタやホンダなどの強豪チームのほか、国内外の独立リーグに所属する選手や、米や豪州などから海外参加組の30人を含む計95人が参加している。
さらに沖縄電は、今年度より新たな取り組みとしてスタートする「JWLアドバンス(通常リーグのオフの日を利用して、期間11日の1部と同14日の2部の二部制で開催する総当たりでのリーグ戦)」にもパナソニックやトヨタ、ホンダと共に参加する。このうち沖縄電からは、昨年に続いて、投手の松川竜之丞選手と外野手の新城翔太選手のほか、投手の山城悠輔選手も参加する。東ガスからは、昨年も参加した投手の稲葉直哉、井手駿の両選手が参加する。