九州経産局 中高生省エネ政策提案コンテスト
九州経産局は、山口、沖縄両県を含む九州地区の中学生、高校生を対象とした「省エネルギー政策提案型パブリック・ディベートコンテスト」の今年度テーマについて「家庭部門66%のCO2排出量削減」に決定し、このほど参加校の募集を開始した。同コンテストは、若年層における省エネへの意識醸成を図るため、13年度から毎年実施している同局独自の広報事業。省エネ政策について、自ら考え、提案し、今後の活動に役立ててもらうことを目的としており、今年度は、家庭部門において66%のCO2排出量を削減するために、〇どのような省エネ政策が具体的に考えられるか、〇国民に理解を図り、行動をおこしてもらうために何を行うべきか―について、中学、高校の部に分かれて実施する。
コンテストへの参加は、中学、高校それぞれ8校を予定しており、引率教師と生徒4~10人による1チームを各校が編成する。参加応募者には省エネ政策提案動画(5分)の提出を求め、同局の審査を経て中学、高校各4校を選出し、来年1月9日に開催するコンテスト本大会への参加権を与える。当日は予選2試合、決勝戦を行い優勝、準優勝校を決定する。なお同局は、新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年度は同コンテストの開催を見合わせており、今年度はコンテスト開始以降初めてオンラインで開催する。