東電HD、JERA インドネシアで共同調査
東京電力ホールディングス(HD)と、東電パワーグリッド(PG)は、JERA、東電設計と協力し、インドネシア共和国で「低(脱)炭素化に向けた電力セクターに係る情報収集・確認調査」を開始する。インドネシア政府が、14年に策定した国家エネルギー政策の中で打ち出した再生可能エネルギー設備の増設と、一次エネルギー供給量における再エネ比率の拡大(25年に14年比で23%以上、さらに50年に同31%以上が目標)に協力する、JICAから受託の国際貢献プロジェクト。4社は来月より、日本国内において事前調査を開始し、インドネシアでのコロナ禍の収束を待って、現地で電力セクターのヒアリングを行う。前記エネルギー政策に掲げた諸計画の履行に必要となる電源構成や、電力供給体制の在り方などを具体化させたロードマップを策定すると共に、同ロードマップに基づいて、JICAの支援事業として今後行うべきプロジェクトのスキームを整理して、報告書にまとめる。調査期間は11月25日~来年3月11日を予定している。詳細は13日号を参照。
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