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関西、四国、九州電 通信子会社に高い評価

 新型コロナウイルス禍の影響で、テレワークやオンライン会議の需要が急増する中、顧客満足度調査事業のオリコンME(東京都港区)が初めて行った「地域別インターネット回線ランキング」調査で、関西、四国、九州電力の各通信子会社が提供するサービスの内容が高く評価され、いずれも近畿、中国・四国、九州・沖縄―の各エリアで第1位に選出された。同調査は今年2月25日~3月8日に、過去3年以内に「個人向け光回線・CATV回線サービスに加入し、3か月以上継続利用している全国の18~84歳のユーザー5702人」を対象に、自分自身が契約するサービス提供会社について「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「料金プラン」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の7項目に関する設問の回答を評点化して、高得点となった企業を順位付けした「利用者満足度に基づく優良企業ランキング」(同社)。

 それによると、近畿エリアでは、関西電グループのオプテージが提供する「eo光ネット」が66・8点、中国・四国エリアでは四国電グループのSTNetが提供する「ピカラ光」が67・3点、九州・沖縄エリアでは九州電グループのQTnetが提供する「BBIQ光インターネット」が65・0点で、それぞれ1位となり、地域に密着したサービスを旨とする電力の子会社によるサービスの内容が高く評価された。なお、STNetは、地域別ランキングに加え、評価項目別ランキングでも全7項目で1位評価となった。