NEDO バイオマス地域自立FSを中部電に委託
NEDOは、地域特性を活かしたバイオマスエネルギーシステムの構築を目指すテーマとして、中部電力とシーエナジーによる取り組みなど7テーマを採択した。バイオマスエネルギーの利用拡大を推進するためには、熱利用などを有効に図り、効率良く運用すると共に、地域の特性を活かした最適なシステム化が必要―と判断。14年度から「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」に取り組んでおり、FS、実証、技術開発事業を実施して、その成果を導入要件や技術指針反映させると共に、同成果を毎年度公開している。同事業予算として今年度、125億円を計上しており、新たに中部電をはじめとする計6テーマのFSと、廃棄バイオマスを利用した、クリーニング工場への蒸気供給の実現を目指す、鳥取県での実証事業を採択したもの。このうち中部電は、シーエナジーと共同で「使用済み菌床などの地域産資源を活用した、バイオマス燃料供給・地産地消モデル事業」に関するFSを実施する。
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