関西電 経産省調査でOIの推進姿勢を高く評価
関西電力は、経産省がこのほど集計した「イノベーティブ大企業ランキング」調査で、エネルギー・電池業界の第1位に選出された。同調査は「大企業のオープンイノベーション(OI)の状況を俯瞰的に指標化する」(同省)ことを目的に、有望スタートアップ企業483社を対象に、○OI活動に対する戦略・ビジョン、○オープンで柔軟なコミュニケーションの採れる人材や組織文化、○提携やファイナンス支援に対する積極性とこれまでの実績―などOIに関する大手企業の意向と現状などをインターネットによるアンケートで質問し、寄せられた回答を数値ポイント化して、高得点企業順に業界別にランキングしたもの。
経産省は昨年「大手企業のアセットと、スタートアップ企業のアイデア・テクノロジーをマッチングさせることで、新たなグローバル・イノベーションを生み出すための取り組み」(同省)として、パナソニックや三菱電機、三井物産など大手企業30社(エネルギー事業会社は含まず)でつくる友誼組織「イノベーションリーダーズサミット」を発足。今回の調査も、同組織の協力を得て先月15~31日に行ったもので、同調査において関西電は「様々な分野でスタートアップ企業などと協同で取り組みを推進して成果を挙げている」点が高く評価されて、エネルギー・電池業界のトップとなった。なお、2位はデンソー、3位はオムロンだった。
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