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JPEA 水害による被災太陽光への対処を広報

 太陽光発電協会(JPEA)は、西日本地域を中心に発生した平成30年7月豪雨を受けて、太陽光の水没による感電防止を広く訴えると共に、被災設備の点検・撤去に関する手順・留意点を示した。太陽光設備のパワーコンディショナや、パネルと電線との接続部は、水没・浸水しているときに接近・接触すると感電する恐れがあることから、広く一般に注意を喚起。50㎾未満の設備被害に対しては販売施工事業者に、50㎾以上の設備は選任している電気主任技術者に連絡して対処することを求めると共に、これらの対処にあたる事業者に向けて、作業安全や準備、点検・撤去の手順・注意事項などを示した文書を通じて、適切な対応を求めた。同文書は、対処時の服装や感電防止策をはじめ、区画の明確化、使用する器具などについて具体的に示すと共に、電力系統の遮断から、パワーコンディショナの停止・解列、集電箱・接続箱の解列、太陽光モジュールの解列・撤去に至る、点検の手順・注意事項などをまとめている。