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電事連 エネルギー教育支援へ教材提供推進

 電気事業連合会は、エネルギー教育支援活動の一環として、教育教材の提供を推進する。未来を担う児童・生徒に対し、電気やエネルギーに関する理解を深めてもらうため、エネルギーにまつわる動画やプログラミング教材など、様々なコンテンツを制作。電事連が配信する「ユーチューブ・チャンネル」や、教育支援ポータルサイト「エネ・ラーニング」で公開しており、学校現場など多くの場面での活用を期待する。同取り組みの一環として、日本原子力文化財団による「エネルギーや放射線に関する出前授業」の活動に協力すると共に、このほど同授業の動画を制作した。
 同動画は、近畿大学副学長の渥美寿雄・理工学部エネルギー物質学科教授が、高校生を対象に実施したエネルギーに関する出前授業の様子を撮影したもので、〇エネルギーの概要、〇再生可能エネルギー(太陽光・風力)、〇原子力、〇核燃料サイクルと放射性廃棄物処分、〇エネルギーミックスーをテーマに、エネルギーの重要性からエネルギーに関するトピックスまで幅広く解説。高校生をはじめ、エネルギー関する学習に関心のある、幅広い人を想定した学習教材の一つとして、役立つ内容となっている。電事連は、同動画をユーチューブ・チャンネルで配信すると共に、日本原子力文化財団がエネルギーに関する情報を発信するウェブサイト「エネ百科」で、講義資料の公開を開始した。