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中部電 スリランカで電力セクター改革支援

 中部電力は、南アジアのスリランカ民主社会主義共和国で、同国政府が進める「電力セクター改革」を支援する国際貢献プロジェクトを開始する。既報のように、JICAが同国で新たに開始する「電力セクター改革支援アドバイザー業務」を、日本工営と共同受託したもので、19~23年に両社で行ったJICA事業「電力マスタープラン実現に向けた能力向上プロジェクト」での、スリランカにおける需給運用や揚水発電に関する調査、蓄電池のモデリングなどを踏まえて、担務行政である同国電力・エネルギー省に、指導役となる電力セクター改革支援アドバイザーを派遣して、セイロン電力庁など現地の関係機関や担務職員と協力・連携しながら、同国における電力セクター改革の実現に寄与すると共に、主力電源である水力の新規開発計画の策定能力向上などにも取り組む。プロジェクト実施期間は24年11月~26年10月の2年間。なお、事業の詳細は9日号参照。