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東電HD・PG 新本社ビル整備で工事着手へ

 東京電力ホールディングス(HD)の新本社ビルを含む大規模再開計画「内幸町一丁目街区中地区第一種市街地再開発事業」の着工が、来年4月に決定した。東電HDの現本社ビルや帝国ホテル、みずほ銀行内幸町本部ビルなどを一体的に建て替える「TOKYO CROSS PARK構想」の一環となる大規模プロジェクトで、日比谷公園の東側に位置するNTT日比谷ビルの跡地に、延床面積36万㎡の複合施設を整備する。施行事業者は、東電パワーグリッド(PG)、NTT都市開発、三井不動産、公共建物の4社で、同跡地にオフィスや商業施設のほか、ホテルやホール、産業支援施設などで構成する「セントラルタワー」と名付けた高さ230m・48階建ての環境配慮型ビルを整備する。工事は竹中工務店に発注し、29年2月末の竣工を目指す。