関西電 富山県から公営2水力のリプレースを受注
関西電力は、富山県から「大長谷第二発電所及び仁歩発電所大規模改良(リプレース)工事」を110・5億円(税別)で受注した。959年運開の大長谷第二(1・02万㎾)、962年運開の仁歩(1.1万㎾)の公営2水力のリプレースを行うもので、関西電はニュージェック、大林組とのJVで「設計・施工一括方式」のスキームで、2水力の更新に伴う調査・設計・工事を担務する。工期は29年3月16日まで。なお、近接地に立地する関西電の雄神水力(1.4万㎾)の放水路を導水路に直結させていることで知られる、県所有の公営水力中最大の庄東第一水力(運開968年、2.4万㎾)のリプレース工事は、今年3月に佐藤工業・松本建設JVが59・66億円(同)で受注している(工期は27年3月18日まで)。富山県が管理する公営水力は計20施設、総出力は14・17万㎾。
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