東電設計 モザンビークで火力分野の国際研修
東電設計は、アフリカ南東部のモザンビーク共和国で、日本の円借款で18年に建設した同国初のGTCC火力であるマプト・ガス複合式火力(11万kW)の運営能力向上を目指した国際研修を開始する。同国政府の要請に応えたJICAからの受託事業で、カリキュラムの内容は、電力公社職員を対象にした階層別研修、運転データ解析に基づく保守計画最適化、運転維持・管理業務の改善に向けた活動、体系的な人材育成プログラムの構築(研修教材の整備や講師人材の育成)、ワークショップの開催などで、期間は今夏から22年7月まで。ただし現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響による渡航制限措置が採られているため「研修期間に変更が生じる可能性もある」(JICA)という。
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