東双不動産　旅行事業開始で福島の復興を後押し

　東双不動産管理は、福島の復興・創生に向けて、福島第一原子力の視察といった独自企画を提供する旅行事業を開始した。東京都江東区亀戸に新事務所を構える東双旅行センターを開設し、国内外のパッケージツアーを取り扱うと共に、企業研修の企画・運営、宿泊手配などのサービスを提供。特に、福島の観光名所と共に、福一の廃炉状況を視察・見学するなど、東双不動産としてのこれまでの実績を活かした旅行プランを設けて、福島における交流人口の拡大を図る。福島浜通り旅行のモデルプランでは、福一の現状を視察した後、被災・事故経験者の体験談を聞く時間を設定。さらに、物流、インフラ点検、大規模災害などでの活用が期待されるロボットの一大研究開発拠点「ロボットテストフィールド」での模擬訓練を受講することにより「実践可能なＢＣＰ（事業継続計画）」を考える研修ツアーなどを例に、顧客のニーズに沿ったプランを提供していく考え。