関電不動産開発など 大阪駅北側で大規模再開発
関電不動産開発は、大阪ガス都市開発や三菱地所など14社と共同で、JR大阪駅の北側に位置する大阪市北区で、大規模な地域再開発を行う。都市再生機構西日本支社が自社所有地で計画する「うめきた2期地区」の開発事業者に選定されたもので、再開発対象地に新設する公園(4.5㏊を予定)の南北に、ホテルやイノベーション施設で構成する超高層ビル2棟(以上北側)、商業施設やMICE(大規模イベント会場)などが入る超高層ビル2棟(同南側)を、それぞれ建設する総延床面積52万㎡超に及ぶ大規模プロジェクト。関電不動産開発は、前記2社のほか、竹中工務店などと共に「土地譲受事業者」となって、同機構西日本支社と来月中に土地売買契約(落札金額は1778億円)を交わした上で、9月に土地の引き渡し、翌10月に着工する予定。開発テーマは「みどりとイノベーションの融合」で、公園内に整備する森林ゾーン「うめきたの森」を中心に「環境性に重きを置いた、国際都市としての機能一体的な街創りを協力各社の英知を得て進めていく」(三菱地所)考えだ。
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