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関西電、関電不 北陸圏で地域再開発事業に注力

 関西電力は、金沢市の中心地として知られる広坂1丁目エリアの再開発を今後、グループ大で進める。同取り組みは、関西電の経営理念である「お客さまと社会のお役に立ち続ける」に基づくもので、主に近畿圏などでこれまで展開して来た様々な地域再開発やタウンプランニングの実績を基に、北陸新幹線の開業で全国的な関心を集めている金沢市の一等地に社有地を購入し、総合不動産デベロッパーとして豊富な知見とノウハウを持つ関電不動産開発を中心に、自社グループの総合力を活かして市内中心部の再開発を進めることで、地域経済の活性化につなげるのが狙い。

 同構想に基づき、関電不動産開発はこのほど、市内広坂1丁目に782・03㎡の用地を購入。同地に建っている大型書店「旧うつのみや柿木畠本店」を解体した上で、商業施設、ホテル、集合住宅などの様々な活用を視野に最適な利用スキームを決定した上で、地域の賑わい創出につながる再開発を進めていく方針。なお、関西電・関電不動産開発は、今回の金沢進出を第一弾に「今後北陸エリアで積極的に不動産事業を展開していく」(関電不動産開発)という。