関西電　短期間型の社員レンタル移籍制度を試行

関西電力は、電力・エネルギー業界では初の導入となる「短期間の社員レンタル移籍制度」の試行を開始した。自由化の下で、従来以上に柔軟な思考とフットワークの軽い社員を育成するため、ベンチャー企業またはスタートアップ企業と呼称される創業２、３年の若い会社に半年間、サッカーの世界で広く利用されている「期限付きレンタル移籍」させる—‌という取り組みで、同事業を手掛けるローンディール（本社・東京都）のサービスを利用して、30才の社員１人を今年４月末までの半年間、動画・写真共有サービス「まごチャンネル」を展開するチカク（同）に派遣して、業務遂行時におけるスピード感やベンチャースピリット（起業家魂）を体得させる。