関西電 ダイバーシティ推進で新研修制度を導入
関西電力は、全社大で進めるダイバーシティ(多様な人材の積極活用)の一環として、米国発祥の体験学習・会議運営手法である「ファシリテーション研修」を導入して効果を上げている。同社は11年の東日本大震災を教訓に、安定供給と電力自由化への確実な対応― を目指して「従業員一人ひとりの強みや個性を最大限に活かす取り組みに注力する」ことを決定。グループ経営方針に掲げると共に、同年5月に担務部門となるダイバーシティ推進グループを、人材・安全推進室(旧人材活性化室)に設け、社員の多様な考え方を抽出して自社の施策に活かしながら「ダイバーシティを組織の力に昇華」(関西電)させている。こうした取り組みの一環として同社は12年より、社員を対象にしたファシリテーション研修(基本編と上級編で構成)を開講し、6年目を迎える現在、制度として定着している。
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